HOME > まだまだ理解されないうつの社会的背景
うつは「心の風邪」という言葉が使われるようになり、うつのイメージがだいぶ変わりました
うつは以前は「怠け病」というようなイメージを持たれていました。しかし、完全な解明は出来ていませんが、病気によるものだということが世間にいくらかでも知れ渡ってきたため、うつ=ダメ人間という「誤った」認識はなくなってきました。
「心の風邪」という言葉は、社会でのうつ病のイメージが軽くなることには貢献しています。しかし、うつ病は実際にはそんなに軽い病気ではありません。イメージだけが独り歩きして、うつ病患者の本当のつらさ・症状の深さ・危険性・周りの接し方など、うつに関する大切な情報は未だ、多くの人に理解をされるには至っていません。
社会でのこの部分の理解が浅いために、うつ病患者は仕事や学校、家庭でも苦しい思いをしながら、生活しています。
うつ病に本当に必要なものを得られないまま長引いてしまう人も少なくありません。
心の風邪という表現が使われ、イメージは変わりつつありますが、「うつを隠さないと会社に行けない」「精神科に通っていることを会社に知られたくない」この言葉のように、会社や周りからの理解が得られないために休みたくてもい休めない。自分を追い詰めてしまう。まだまだ、日本ではこのような状態です。
アメリカ うつ=一つの症状として対処
日本 うつ=うつになったこと自体を責め、隠す
病巣が目に見えない心の症状なので、
「怠けていると思われているみたいで、もう説明する気も起きない」
「寝てばかりいるから妻がイライラして・・・」など、周りに理解されないのもさらに患者を苦しめます。
メンタルヘルスに力を入れている企業は少しずつ増えてきてはいます。しかし、ほんの一部の企業が取り入れ始めただけで、中小企業などでは、うつ病患者が働きやすい環境はまだまだ整備されているとはいえません。「いつ解雇されるかわからない。」という不安。
それだけでなく、
自分を責めてしまううつ病、「こんな状態で働けないなんて会社に申し訳ない」この気持ちが自分をさらに苦しめてしまいます。
このことを多くの人々に知っていただきたい。この理解が広まることで、うつ病患者の回復が早くなり、うつ病になる方が減る環境を作ることが出来るようになります。
うつはまだまだ理解されて居ないということを常に意識していなければいけません。
この社会にうつが理解されていないという現状で、うつと向き合わずに逃げていては、ますますうつ患者の立場を悪くしてしまいます。
「うつだから社会性を持とうと思っても持てない。」という人がいます。
しかし、そうばかりも言っていられません。
今の社会で周りの理解があまりえられないということを考えれば、少しでも動けるようになったら、自分自身で行動を起こさなければいけません。
自分の場合でいえばどこまでできるのか、社会と向き合うにはどのくらいのスタンスでいるのが良いのか、自分にあったペースを模索する必要があるのではないでしょうか。
ひきこもっていられる立場の人ばかりではないはずです。
守るものが多い方もいます。うつ患者の環境を変えていくのはうつ患者自身の声しかありません。
少しずつでも行動を起こしていくことが現状を変えるために求められているものだと思います。
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